こんにちは、まめごらいあすです。
ここ最近は黒いアレを求めて山登りをしています。
1回目
急こう配の山道を登った先に大きな洞の木を見つけ、洞の中を確認すると何もいない…..。中にたまったフレークを掘ると幼虫と繭がいました。繭の中にはムラサキツヤハナムグリ、おそらく幼虫もサイズと動きを見るに同じだと思われます。フレークの中には大きめの糞とアレの左前翅があったのでここに生息していた証拠だと思います。ここのどこかには生息しているのだろうと非常に悔しい思いをしました。
2回目
この付近では採れていたとの情報アリで行ってみましたが良い太さの木がなく、住みかとなる洞もあまりありませんでした。藪漕ぎをした先に非常に良い状態の洞がありましたが中にはカマドウマ、フレークにはいた痕跡が見つからなかったのでこの場所ではないと判断して帰りました。
捜索中の合間にブナの木をとことこ登る大きな黒い姿が見えたので近づくとヒメオオでした。いるとは聞いていたもののあまり情報が無い マイナー産地 でサイズが48mmほどあって今まで採集した中で最大サイズでした。目的はそれではないのであまりうれしい実感がありませんでした。
そろそろ成虫の活動が終わりますが次は洞にいる幼虫を狙っていきたいと思います。移動する幼虫よりも一定の場所にいる幼虫の方が採りやすいので難易度が下がりますが問題はどこにいるのかという点です。何とか来年中には採集したいものです。