~在庫生体ピックアップ~

ご無沙汰しております。ガバ沼です。

季節は既に夏、本格的なシーズン入りとなりました。

生憎の空模様ですが、5月以降続々と採集報告があり、私自身も定点観測に加え2度、近場でライトトラップを実施してみました。

カブトムシ、コクワガタ、ミヤマクワガタ、スジクワガタ、ノコギリクワガタの採集には成功しておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、恒例の在庫生体ピックアップのコーナーですが、今回は3種、現物の画像を交えてご紹介します。

アンタエウスオオクワガタ ネパール コタン産 成虫 オス75~79mm
累代数不明、2019年10月羽化の個体です。

参考記録ではありますが、93.4mmの個体が出たのも、このネパール・コタンでした。

♀のギネス57mmも同産地から出ていますね!

そうした背景があるからか、コシなど古くからの有名産地を殆ど見かけなくなった現在、最も良く目にする産地になりました。

現在1ペアのみです。

(オス単品)ネプチューンオオカブトムシ エクアドル産 127~129mm(1匹)
CBF1
2020年6月上旬~中旬羽化の新成虫です。

お次は久々のネプチューンです。

♂単品ではありますが、血の入れ替え、鑑賞用にいかがでしょうか。

アンタエウスオオクワガタ ブータン シェムガン産 成虫 オス70~74mm (1ペア)
累代数不明
2019年12月~2020年1月羽化の個体です。

小型ですが、ブータン産アンタエウスも在庫がございます。

ブータン産は野外品の入荷が難しく、その昔トンサが一世を風靡した時代もありましたが、現在はいずれも累代品が数多く出回っています。

現在流通しているシェムガン産については、アンテバブルの後期、詳細産地ラベルの乱立、如何わしい個体の流通があったりと混沌としていた中、日本人採集者によりクルビデンスなどと共にもたらされた個体達の子孫が殆どと思われます。
まとまった数が上陸したようで、現在ブータン産としては最も多く目にするものではないでしょうか。

もちろん大型個体が多数出ている産地ですので、次世代で大型個体の羽化を狙ってみてはいかがでしょうか?

在庫は現在2ペアです。

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