初めてのオオクワガタ

こんにちは、まめごらいあすです。
久しぶりの投稿ですが今回はオオクワガタについてご紹介します。

私は日本のオオクワガタを子供の時に観賞用でしか飼育したことがなかったので、 オオクワガタの形状の再確認も含めて 累代飼育してみようと思いました。

2016年に運良く野外品のメスを入手し、越冬後に産卵させて1ペアの幼虫が得られました。
幼虫は菌糸で太らせずに自然な形で羽化させたかったのでクヌギを粉砕させたマットを使用しました。
オスは産卵に使用したカワラ材を入れたマットで材中に蛹室を作り羽化し、メスは材を入れずマットのみで羽化させました。

羽化した成虫はオス52mm、メス34mmと小さい個体になりました。飼育技術が進んだこの時代で中歯のオオクワガタを羽化させるのは逆に難しいのではないでしょうか。

♂ 52mm
小型でも前胸の形がはっきりしている
小型でも様になる下からの撮影
♀ 34mm

観察してみると、華奢ですが凹みやシワのないきれいな体で見ていて飽きません。前胸側縁のはっきりした形状もポイントです。

このペアは去年に羽化しそのまま越冬させたので、そろそろセットを組む予定です。カブトばかり飼育していると、ドルクスの越冬させてからブリードというのも新鮮に感じます。
この個体からの累代は菌糸を使わずにマットと材で70mmUPを目指して飼育を続けていきたいと思います。
また、オオクワガタは自然な形を求めたり、サイズや太さを出すことなど人によって様々な飼育の楽しみ方がある素晴らしい虫だと実感しました。

おまけ
去年採集したヒメオオとの比較
体の形状や艶が違う

幼虫はこのマットを使用しました。次世代はこのマットとより発酵が進んだものとで分けてようと思います。サイズを狙わなければメスはこれでも十分に感じました。

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