冬期の新規ポイント開拓(東海地方編)

こんにちは。ガバ沼です。
冬期の管理については、精々ビン交換程度になりがちですが、
今回のように河川敷等へ赴くことで、気分をリフレッシュするようにしています。

つい数日前までは、12月とは思えない暖かさがありましたが、
当日は朝から冷え込み、前日の偵察で良材を発見できず、
少々厳しい戦いになることが予想されました。

下流から河口にかけて、護岸工事のされていない広大な河川敷を有する川は、
そう多くはありません。
今回採集を行った川も、下流に行くとまともな環境がなく、
中流域に的を絞り、まずは竹やぶが形成されているような場所へ。

秋の台風によるものか、カラカラの材と多数のゴミが目立つも、
半分泥に埋まったサクサクの材を発見しました。
折れている部分からはクワガタ幼虫の食痕が確認され、
まずは地上部にほど近い部分へ一刀入れてみることに。

やっちまった・・・

なんとその場所に蛹室があり、
ヒラタクワガタの成虫♀を割ってしまうという痛恨のミス。
この後、暫く割り進めるまで何一つ出ませんでした。

少々の焦りを感じつつ、芯近くの固い部分から、
やっと♂の幼虫、コクワガタの成虫♀および幼虫を発見するも、
先程“割ってしまった”♀が悔しくてならず、
割り進めていた部分から少し位置をずらし、似たような箇所へナタを入れたのです。

何とか首のつながった♀を出すことができ、これにて終了としました。

私は河川敷でのみ、この手法で採集を行いますが、
発生源に直接手を加えることになるため、あまりオススメは致しません。
くれぐれも、他者の敷地の立ち枯れ、果ては生木にまでナタを入れるような、
悪質な行為はしないようにしましょう。
また、行う場合は最低限の個体数を割り出すに留め、
残りの材や割りカスは大変目立つため、しっかりと埋め戻し、
“採れた”ことを察されないようにしましょう。

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