ざっくり。ヒラタ語り。肆:怪力甲虫

さて、不定期に充実?のヒラタ情報をお届けする無銘何処守権兵衛です。
今回は、今までありそうでなかったストック個体の紹介!

ヒラタクワガタ亜種中最大亜種、パラワンオオヒラタクワガタです。
オオアゴが長く伸びるので、その分サイズを稼ぎやすく、その結果最大サイズを勝ち取った、という訳です。
全てのクワガタで最強とも言われる、大変力の強いクワガタです。
つよさで言えば、180ぐらい?いやもっとありそうです。

今回ストック個体は、最大サイズ95mmとなっています。
惜しくも大台の100mmに届きませんでしたが、十二分に迫力のあるサイズです。

今回入荷個体のラベルは、ブルックスポイント”となっています。
今年羽化の新成虫なので、長く楽しめそうですね。

パラワンオオヒラタの主な産地としては

・ブルックスポイント
・Mt.ガントン
・Mt.マンタリンガハン

が比較的メジャーですね。
Mt.マンタリンガハンは比較的最近見かけるようになった産地だと思います。

ざっくり、パラワン島。

赤で囲んだエリアがブルックスポイント

青の点がMt.マンタリンガハン

緑の点がMt.ガントンの大体の位置を指しています。

3ポイントとも、実は島の南部の比較的近いエリアであるようですね。
特にMt.ガントンは、ブルックスポイントのエリア内であるようです。
もしかすると、あんまり細かく分ける意味は見いだせない産地なのかもしれません。

ついでに、当店のストックに使用しているアイテムの紹介も。

当店のストックでは、クワガタ類の成虫は

での管理が基本となっています。

デジケースはフィルタータイプのケースに比べると通気性が良く、ショウジョウバエが侵入しにくく清潔に飼育できます。
一般的な”虫カゴ”と異なりスリットが無いので、成虫のオオアゴが挟まり身動きがとれなくなったり、スリットを破壊して脱走したりといった事故がありません。 また、適度な保湿性もあります。
成虫管理にはおすすめのケースの一つです。

ハスクチップは保湿性にも優れ、消臭力、通気性にもすぐれた床材です。
特にヒラタクワガタは湿度が大変重要なので、霧吹きでよく湿らせて使用します。安価なので、汚れてきたら気軽に交換できるのも、メリットですね。

今回はこの辺で。
良きヒラタライフをお送りください~。

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