こんにちは、まめごらいあすです。
7月下旬にヒメオオ採集に行きました。
去年は9月に採集に行きましたが時期外れなのか1♂だけ採れて終了しました。今回はそのリベンジのつもりです。
去年は時期が遅すぎだったのと寒かったのが原因だと思いましたので今年は早めに採集に行きました。すでに採集されているという報告もあったので期待していました。
しかしながら4時間ほど探索しましたが見つからず、1匹だけそれらしいシルエットの虫が木にとまっているのも落として逃げられてしまいました。
ヤナギの木を見てみるに齧り跡はなく、高山で普通種のアカアシクワガタもおらず、どうやら今年の猛暑で暑すぎて活動していないか、より涼しい高地へ生息地を移動しているのだと思います。成虫の活動期間が6~10月とされていますが生息地によってまちまちのようです。
次回はポイントを変えて攻める予定ですが目標はペアを採集してブリードに挑戦することです。ヒメオオクワガタのブリードは難しいという噂ですが試しに挑戦したいと思います。
ヒメオオクワガタ
Dorcus montivagus montivagus (Lewis)
・体長 – オス25-58mm メス26-42mm
・分布 – 北海道・本州・四国
標高1000~1500mほどの高山に生息するクワガタでかつては大珍品とされていましたが1982年に生態が判明し比較的容易に採集できるようになりました。クワガタとしては珍しい昼行性で高山のブナ林帯に生息しています。採集方法はヤナギの木などで樹液を吸っている個体を見つけるルッキング採集です。
九州には亜種キュウシュウヒメオオクワガタが生息しています。