アンタエウス ビン交換

こんにちは。ガバ沼です。
今回は昨晩行ったビン交換について書きます。

昨年秋に入手したインド産WILD♀より得た幼虫も、
♂に関しては育ち盛り、♀に関しては早くも蛹化を迎えたものまでおり、
早いものだと感じています。

最初に430ccのプリンカップへ投入し、次に1400ccへ投入しました。
食い上げたため取り出しましたが、まだ白く、これからさらに肥える兆しがありますので、
安心して次のビンへ投入できます。
黄色く、老熟した幼虫は新しいビンに投入すると、ほぼ確実に暴れます。
そうした幼虫はマットへ移行することが多いです。
理由としましては、新たなビンを無駄にするのを避けるためでもあり、
マットの方がすんなり蛹化してくれることが多いからです。

新しいビンと言いましても、アンタエウスやヒラタはビン詰め後十分に菌が回り、
活性が安定したものを好みます。
ある程度劣化(勿論コバエやカビはアウトです)したビンへ投入すると、
馴染んでくれて予後が良好です。
私はいつも菌糸ブロックを購入し、中古ボトルへ詰めて使用していますが、
超熟品を作成するためにオガが荒く、少しでも持ちが良いものを選んでいます。
このビンの菌種は、よく販売されているヒラタケやカワラタケとは異なります。
回りが不十分に見えたり、劣化が激しく見える場合がありますが、
持ちが良く、キノコを形成せず、18℃での管理に適している点を評価し、
仕上げ用として愛用しています。
勿論、最初からこれで育成しても良いと思います。

ビン交換の際はラベル更新を忘れずに行いましょう。
このラベルは羽化から死まで、1匹1匹に付いています。
どんな育て方をしたのかが分かりますし、個体を見たとき「どう失敗したか」、
「どこが良かったのか」を見直すことができます。

また、交換のタイミングも、その日は同腹兄弟だけにするなどして、
取り違えのリスクを回避しています。

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