青銅の三本角 アトラスオオカブト

こんにちは、まめごらいあすです。
今回は外国産カブトで人気のアトラスオオカブトについてご紹介いたします。

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アトラスオオカブト

Chalcosma atlas LINNAEUS
インド北部からインドシナ半島、東はインドシナ半島のスラウェシ島、北はフィリピンのルソン島まで広く分布し、体長は亜種ごとに異なります。
7亜種に分かれチャーム扱ったことのある亜種は3亜種です。
その3亜種の特徴をご紹介します。

Chalcosma atlas atlas
アトラスオオカブトの基亜種でスラウェシ島、サンギヘ島、シアウ島、トギアン諸島に分布し、頭角に突起がなく、胸角が内側に湾曲するのが特徴です。
個人的には、体が太く頭角の形状など他のアトラスとは異なっており未知の可能性があるので注目されるべき亜種だと思っています。
体長はオスは約45~101㎜、メスは約48~60mmです。

Chalcosma atlas hesperus
フィリピン群島亜種です。
本種最大亜種でミンダナオ島の個体は特に大型化します。
頭角に山型の突起があり、胸角は内側に湾曲するのが特徴です。
飼育ではミンダナオ島産は大型が作出しやすいとされています。
体長はオスは約45~108㎜、メスは約44~64mmです。

Chalcosma atlas keyboh
日本でもっとも見かけるメジャーな亜種です。
チャームでもメジャーなカブトムシです。
マレー半島、スマトラ島、シンガポール島、カリマンタン島など広く分布しています。
日本へはスマトラ島産の個体が多く流通しています。
頭角に山型の突起があり、胸角は平行に伸びる傾向が多いのが特徴です。
体長はオスは約42~101㎜、メスは約48~54mmです。

アトラスオオカブトは亜種によってそれぞれ大まかな特徴があるものの角の形や湾曲など、個体差が激しいので同じ産地でも形が違う興味深いカブトムシです。ぜひ飼育してはいかがでしょうか。


参考
ビークワ13冬号
ビークワ67春号

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