食べごろバナナ

こんにちは、まめごらいあすです。
今回は私の好きなヘラクレスをご紹介します。


スタイルの良いヘラクレスです。


食べごろのバナナのような上翅。

ヘラクレスモリシマイ
Dynastes hercules morishimai

南米ボリビアに生息しています。
主な特徴は頭角が上下に幅があり突起が2~4本、リッキーのように頭角先端がフック状にならないなどがあります。サイズはやや小ぶりですが小さいながらもはっきりした特徴がありカッコいいヘラクレスです。
エクアトリアヌス同様に上翅は明~暗の黄色で黒点の入り方も個体によって様々です。後食前が最も上翅の色が綺麗であって、後食を開始すると写真の個体のように黒ずんでしまいます。

ヘラクレスを飼育するにあたってネックなのが雌雄間の羽化ズレです。私の飼育法はメスは20℃、オスは24~26℃で2000㏄ボトルで個別に管理するやり方です。この方法で4世代目に突入しました。また、重宝するのが早く孵化したオスと遅く孵化したメスの幼虫です。ヘラクレスは産卵期間が長く、2~3か月の幼虫の孵化ズレがあるのでこれを利用してオスをより大きく育てることもできます。いずれにせよオスのサイズは120mmあればはっきりとした特徴が出るので累代が維持できることを重視して管理しています。

ヘラクレスといえども様々な亜種がいますので機会があれば挑戦してみるのもいいかもしれません。ただし、しっかり分けて管理しないと亜種間で混ざる可能性があるので注意してください。混ぜるな危険。

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