こんにちは、まめごらいあすです。
今回も飽きずにチャーム昆虫・外国産カブト枠でのヘラヘラに次ぐメイン生体のコーカサスオオカブトについて書きたいと思います。
チャームで主に扱っているコーカサスはジャワ産のコーカサス(Chalcosoma chiron chiron)です。
私はジャワコーカサスの特徴である頭角の山型の突起がアトラスに似てあまり好きになれず、ジャワとは疎遠でしたが、この度面白い個体見つけましたので初めて買いました。
ここで参考にジャワコーカサスの特徴を上げてみます。
・頭角の先端近くに山型の突起がある
・胸角は細く湾曲はやや弱い
・胸角中央の突起は斜め上を向く
・他亜種と比較し上翅部はコンパクト
・裏面は濃い赤褐色
など
(BE-KUWA 67春号カルコソマ特集より)
では、今回のコーカサスを見てみましょう。
スマトラとジャワの特徴が混ざったかのようなコーカサスです。
ここでスマトラコーカサス (Chalcosoma chiron janssensi) の特徴を簡単におさらいしましょう。
スマトラコーカサスの特徴
・頭角の先端は強めの湾曲
・胸角は直線的
・胸角中央の突起は前向き
・裏面は黒色
など
(BE-KUWA 67春号カルコソマ特集より)
コーカサス含むカルコソマ属は個体差が激しいので稀にこのような亜種の特徴に当てはまらない個体が存在するようです。
ジャワ産のコーカサスは安価な並種でレア種でも最高峰でもないと思われがちですが、特大や極太・ツノの曲がり方が独特など標本価値の高い個体は値段が跳ね上がりますので侮れません。
運よく手に入れることができた方は、大事にしてください。
累代飼育は羽化ズレがあったり大型で羽化させるのが難しかったりするので飽きやすい人には向いていません。オオカブトなので広いスペースも必要です。根気強く飼える人にはおすすめです。
次世代はどのような形状になるか分かりませんが続けていくことで良いことがあると信じブリードしていきたいですね。
符節欠けしやすいカルコソマに必要なのがしっかり掴まれる転倒防止材です。オスは中以上のケースでしっかり転倒防止材を入れて管理してください。高温は避けて餌を切らさないことも重要です。