と言うことで下駄です。
アマミコクワガタ 奄美市笠利町産 成虫(WD)ペア
アマミからコクワガタが入荷しました。
本土のコクワガタとは全くの別種で、どちらかといえばヒメオオクワガタに似た形をしています。
小さいからコクワとついた様な気がします…
内歯は一本でオオアゴの中央付近にあり、小型になるにつれて根元に近くなりますが、消失することはないようです。
1960年代にメスが発見され、コクワガタの亜種として認知されたみたいですが、1970年代にリュウキュウコクワが種として格上げされました。
アマミコクワガタの種の総称はリュウキュウコクワガタとも呼ばれますが、リュウキュウコクワガタは別で存在するのに、アマミコクワガタが基亜種というちょっと複雑な関係をしています。
現地での採取数は少ないですが、飼育・ブリードは難しくありません。
プリンカップでも容易に成虫まで可能ですし、30mmアップも作出できます。
亜種のヤエヤマコクワは日本でもっとも採取の難しい種で、ここ数年でも数匹の採取の記載が残っているだけのようです…
個体数が少ないのか、見つからないのか…
野生化でどのようにオスとメスが出会っているのでしょうか。
虫の世界も奥が深いです。
そんなこんなで今日もこの辺で…
ではまたです!!