みなさんこんにちは!昆虫・爬虫類担当の下駄です!
ゲンゴロウ
今日は水生昆虫をピックアップしてご紹介します。
水中で泳ぐ姿をよくよく観察してみると美しい光沢を放っています。また一番後ろの足(後肢付節)には遊泳するための毛がはえていて、つぶらな瞳がちょっぴりかわいらしいです。
少しだけゲンゴロウについて…
ゲンゴロウの雌雄判別ですが実はものすごく簡単です。
一番前の足(前肢付節)の形が雌雄で違っていて、オスは交尾の際にメスにくっつけるようにボクサーのグローブのような形をしています。一方メスにはそれがありません!
ゲンゴロウを始めとする水生昆虫の多くは空気呼吸です。
ゲンゴロウは羽根と腹部の間に空気を溜め込んで呼吸します。なので長期の潜水活動はできません。
飼育の際はホテイアオイや浮遊する流木などを入れてあげ、つかまったり休める場所を作ってあげてください。
ゲンゴロウの給餌のイメージは死んだ魚などに群がったりなど、獰猛な印象があるかもしれませんが、ゲンゴロウは基本的に泳いでいる魚を捕食するということはしません。なので食べかす処理に、スジエビやヌマエビなんかも一緒に飼育できます。でも、弱った生体は捕食しちゃうので、高価な生体との混泳は絶対にやめた方が良いです。
当ショップのゲンゴロウ水槽の中にはコケ対策にミナミヌマエビを入れていて、食べかす対策にメダカを入れています。休む用に入れた流木や水草で簡易的なレイアウトを組んでみるとよりおもしろいかと思います。
オス単品、メス単品売りもしてますので、一匹からでもお求めできますよ☆
他にも水生昆虫で
タガメ
タガメはゲンゴロウとは違い、長い管の様なものを空気中に出して呼吸をしています。
なのでゲンゴロウよりは泳ぎは得意ではないので必ずつかまれるような環境をつくってあげてください。
じゃないとおぼれちゃいますので…(;´Д`A
こちらは泳いでいる魚をバリバリ捕食しますので、単独飼育が理想です。
ちなみにタガメもゲンゴロウも飛びますので飼育の際はしっかりとしたフタをするようにしてくださいね☆
今日は2種ですが水生昆虫にスポットライトをあててみました!
ということで今日はこの辺で失礼します。ではまたです!!