こんにちは、まめごらいあすです。
今回も採集記事にしようと思いましたが成果が得られなかったので気になるカブトムシのお手軽なブリード方法をご説明します。
用意するものはボトル・マット・転倒防止材・ゼリーのみです。
ボトルはいつもだと1800ml程度のものを使用しますが、今回産卵させるのは貴重な自己採集対馬産のカブトムシなので気合を入れて2300mlのボトルを使っています。
日本の本土のカブトムシは Trypoxylus dichotomus septentrionalis に分類され、対馬も含まれますが、地理的には朝鮮半島に近いので大陸産の基亜種 Trypoxylus dichotomus dichotomus 寄りの個体群ではないかと思い採集しました。
今年は本土のカブトムシを採取し損ねましたが、図鑑を見て比較するとややスリムかな程度でした。体色は黒~赤まで様々なのは現地では確認済みなので個体差の範囲なのだと思います。
しかし数年前に屋久島産のカブトムシが、本土カブトからヤクシマカブトへと亜種認定されたこともあり、今後の研究に期待です。
産卵セットのやり方はボトルの半分ほどマットを型詰めしてその上にふんわりとマットを入れて転倒防止材・ゼリー・交尾済みのメスを入れて、1週間ごとに割り出すだけ。これで日本のカブトムシでは卵が採れます。
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このようにセットするだけで現在60個ほど得られました。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
なお、離島や別の地域で採取、または購入したカブトムシ・クワガタムシは見た目は同じでも遺伝的には異なります。絶対に野外に逃がしてはいけません。